石田牧場

石田牧場

私たちのこだわり

APPROACH
衛生環境画像
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SANITATION

衛生環境

牛と牛舎を清潔に保ち、衛生環境を整備することは、衛生的な生乳生産を行う上でとても大事なことです。汚い環境では気持ちも滅入るし病気にもなりやすい。それは人も牛も変わりません。石田牧場では整理整頓と清掃を徹底して行い、衛生的な生乳の生産を行っています。牛のおうちを清潔に、常に気持ちよく。その積み重ねが牛乳の美味しさにつながっているのです。
例えばもし、酪農に接したことのないお子様が、不衛生な牛、牛舎を見たらどう思うでしょうか。酪農に対してのイメージ、牛乳に対してのイメージはきっと悪いままですね。私たちは酪農教育ファーム事業を通して、食といのちの関わりや感謝をお伝えしている立場でもあるため、品質保持だけでなく日本酪農全体への貢献を考え、牧場の衛生環境の改善に努めています。

自給飼料画像
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SELF-SUPPLIED FEED

自給飼料

石田牧場の牛乳は、石田牧場のこだわりと愛情がたっぷり詰まっています。
「牛が食べるエサはなるべく自分たちの手で」との思いから、輸入穀物の量を極力減らし、伊勢原の豊かな自然の中で育てた牧草やトウモロコシを食べています。
もちろん、牧草畑には牛たちの堆肥がたっぷり。輸入穀物が少なめで、草をお腹いっぱい食べていることが、甘みが豊かでかつ後味スッキリのヒミツです。
そして、石田牧場の牛がみんなのんびり、穏やかでリラックスしているのは、みんな石田牧場で生まれ育った家族だから。おかげで、育てる酪農家もリラックスできるので、お互いとっても幸せです。そんな幸せを皆様にもおすそ分け。

HACCP[衛生管理]画像
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PROVE SAFETY

HACCP[衛生管理]

私たちは都市型酪農という、消費者が近いところで酪農を営み、6次産業化も行っている組織です。人の口に入るものをつくっている以上、安心・安全を証明する責任があり、石田牧場として農場HACCPの取得は必須でした。
農場HACCPとは、食品加工工場と同じように、牧場に入ってくるすべての原材料がリストアップ化され、牧場内で行われるすべての作業工程がしっかりとマニュアル化されていることが求められます。そしてその各原材料、各工程において、生産物に対して危険を及ぼす要素がどこに存在するか、それをモニタリングします。

具体的には
「生物的危害」…微生物や細菌の繁殖、腐敗のチェック
「物理的危害」…異物の混入のチェック
「科学的危害」…薬品の混入のチェック
大きくはこのようなカテゴリに分けられます。

商品を製造する上で、この3つの危険因子が必ずどこかに潜んでいることを前提とし、リスト化・マニュアル化された中にその可能性を想定し、管理します。
牧場を例で言うと、例えば生乳を集めたタンクの冷蔵が機能しているかどうか。その温度(数値)を1日に何度も計測し、記録します。さらにその温度計自体がしっかりと機能しているか?ということにも目を向け、定期的に検査します。
このような幾重にも及ぶ安全管理とマニュアル化の徹底を各工程において行うことで、生産する牛乳の品質が一定になり、トラブルの事前対応ができるというわけです。そしてこういった管理下において製造された牛乳だから安心・安全である、という証明の根拠となる。そのシステムが農場HACCPです。

  • ハセップ
  • 農場HACCPとは
  • 農場HACCP認証
  • 農場HACCPとは
    “畜産農場にHACCPの考え方を採り入れ、家畜の所有者自らが有害物質の残留等の危害や生産物の温度管理等の重要管理点を設定し、継続的に記録・管理を行うことにより、生産農場段階での危害要因をコントロールする飼養衛生管理。”
    ※農林水産省HPより引用
  • ハセップ
  • 農場HACCPとは
  • 農場HACCP認証
  • 農場HACCPとは
    “畜産農場にHACCPの考え方を採り入れ、家畜の所有者自らが有害物質の残留等の危害や生産物の温度管理等の重要管理点を設定し、継続的に記録・管理を行うことにより、生産農場段階での危害要因をコントロールする飼養衛生管理。”
    ※農林水産省HPより引用
JGAP[安全の証明]画像
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JAPAN GOOD AGRICULTURAL PRACTICE

JGAP[安全の証明]

JGAPの審査項目は、食の安全に加えて環境の保全や牛の健康、労働者の安全など、持続可能な農場経営への取り組みを実践している企業・農場に与えられる認証です。
牛舎の中での安心・安全はHACCPで証明できますが、自給飼料の畑における土の安心・安全を証明したかったのが、認証を目指した理由の1つです。土を含むあらゆる牧場経営のすべてをデータ化・数値化することで、品質の証明や作業工程の整理がしやすくなり、全てにおいてクオリティの高い状態を維持することができます。
消費者目線で石田牧場の酪農を見たときに、すべての面で安心できる証明が必要だと思ったのです。
2つめの理由が、労働者を守るという目的です。
JGAPの認証取得には、労働環境や雇用形態もしっかりと整備されていないといけません。労働環境の安心、労働者の安全を約束し守り抜くことが、結果的に働き手の意識向上と人材の確保にもつながります。働く人が幸せかどうかも極力見える化することで、改善点や特徴が見えてきます。
3つ目は、牛の健康を守るということ。
アニマルウェルフェアという、「家畜がいかに快適に暮らせるか」ということに重きをおいた考え方がJGAPの基本軸となっています。(ヨーロッパでは鶏のケージ飼いが禁止されていたりするんです!)
牛たちが恐れやストレスなく過ごし、人間と家畜の関係が主従ではなく共生となること。牛が健康でいてくれることが人間の健康を支えてくれていること。そしてその逆もまた然り。
安心と思いやりの相互作用が、今後の新たなスタンダードとなり、さらに良い関係、環境を育んでいくのだと思います。

  • ジェイギャップ
  • JGAPとは
  • JGAPについて
    “JGAP(家畜・畜産物)の審査基準は、持続可能な農場経営への取り組みに重要となる、食品安全を始め、家畜の健康(家畜衛生)や快適な飼育環境への配慮(アニマルウェルフェア)、労働者の安全対策、環境保全など、全部で113にもおよぶ項目があります。”
    ※一般財団法人日本GAP協会HPより引用
  • ジェイギャップ
  • JGAPとは
  • 農場HACCP認証
  • JGAPについて
    “JGAP(家畜・畜産物)の審査基準は、持続可能な農場経営への取り組みに重要となる、食品安全を始め、家畜の健康(家畜衛生)や快適な飼育環境への配慮(アニマルウェルフェア)、労働者の安全対策、環境保全など、全部で113にもおよぶ項目があります。”
    ※一般財団法人日本GAP協会HPより引用
経営を客観・改善画像
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FROM A NEUTRAL STANDPOINT

経営を客観・改善

家族経営の良いところもたくさんある反面、その狭い中ではどうしても小さな妥協や甘えが積み重なり、やがて大きなリスクを背負うことにもなりかねません。
石田牧場がHACCPの認証を受ける目的の1つが、牧場経営を客観視できることでした。HACCP認証では定期的に検査が行われるので、客観的な外部の視点を入れることでリスクの芽を予め摘み取り、予防が可能となります。
安心・安全という言葉が独り歩きする昨今、私たちはその基準と根拠が非常に重要だと考えています。
石田牧場ではHACCPを通して、家畜保健所、畜産技術センター、畜産コンサルタント、共済獣医、飼料メーカー等、周りの協力のもとチェック機能が高い水準で保たれ、安心・安全が証明することができています。
さらには、家族経営にありがちな「人に依存するルール」ではなく、誰でも理解し実践できるように作業をマニュアル化することで、働き手の判断もクリアになります。
判断や選択をよりシンプルし、誰が作業しても一定の品質が保持できるような仕組みづくりは、実は簡単なようで構築には非常に手間と時間がかかります。
けれどそういったことも経営を客観できる視点を持てばこそ、実践の必要性が明確になります。私たちは消費者への安心・安全をお約束し、信頼を得るために今後も経営の改善に取り組み続けます。

理念共有と人材育成画像
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HUMAN RESOURCES DEVELOPMENT

理念共有と人材育成

毎日朝礼・夕礼で経営理念を皆で確認し、共有するのも石田牧場の特徴です。
心身ともに健康な牛を育てることだけがゴールではなく、私たちの生産した牛乳を飲んだ消費者が「おいしい!」と感じる心の豊かさ、そして体の健康をつくっているんだとスタッフ皆が理解・自覚して日々の業務に従事しています。
彼らは非常に意欲的で、「牧場で働いているけども、ここは牛乳という生鮮食品を製造しているんだ」という意識が強く根付いています。「この場が食品を作っているんだとしたら、衛生的にどうあるべきなんだろう?」と自らに問いかけ、行動に反映することで、動物のいる環境だから多少不衛生でも仕方ないといった考えは生まれません。
自然と衛生基準は牛舎ではなく食品工場に近いものとなり、通常では見落としがちな衛生面の問題も迅速に解決します。
自分の仕事が誰かの役に立ち、誰かに喜ばれている―。その想像力と責任感、やりがいが人材を育て、その背中を見てまた人が育つ。そういった連鎖が石田牧場の品質を支えているのです。

SDGsへの取り組み画像
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Sustainable Development Goals

SDGsへの取り組み

これまでご紹介してきた上記の取り組みは、そのままSDGs(持続可能な開発目標)の目指すところともつながっています。
牛とともに牛乳をつくるという基本的な酪農事業を一生懸命考えて営むことで、枝葉のように分かれ成長したひとつひとつの特徴。それが環境保全や人の幸せ、牛の幸せ、教育、福祉、リサイクルに至るまで様々な分野に貢献していることにやりがいを感じます。それは喜びであり、同時に身が引き締まる責任感。そして、もっとできることはないか、もっと良くなる方法はないかと考え挑戦するモチベーションになります。
これからも石田牧場は従業員や周囲の仲間とともに、都市酪農から世の中への貢献を続けていきます。地方創生SDGs官民連携

プラットフォーム三号会員 石田牧場

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

石田牧場グループとしての取り組み

  • すべての人に健康と福祉を
  • 安心安全な生乳を届ける
  • 牛乳や、牛乳を原料とした食品をお届けすることで人々の健康に寄与します
  • 質の高い教育をみんなに
  • 酪農教育ファームの取り組み
  • 酪農体験を通して子どもたちにいのちと食についての循環、感謝を伝えます
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 女性も働きやすい環境に
  • 産休・育休制度や短時間正社員制度を導入し、男性、女性が共に平等に働ける職場に
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • めぐりのトイレをご利用ください
  • めぐりの店舗内に清潔なトイレを設置してあります
  • 働きがいも経済成長も
  • 人の成長がみんなを支える
  • 酪農教育でサポートしてくれている学生さんたちや、関わるスタッフそれぞれのやりがいと成長機会を作っています
  • つくる責任つかう責任
  • リサイクル・リユース
  • シュレッダーゴミとコーヒー粕を牧場の敷料(牛のベッド)に再利用しています。
  • 陸の豊かさも守ろう
  • 環境・景観を守る
  • 自給飼料の割合をなるべく増やすことで、遊休農地の活用へと繋がり、伊勢原の環境・景観を守ります
  • パートナーシップで目標を達成しよう
  • 農家さんとWin-Winに
  • 近隣の農家さんとめぐりの株主制度を設けたり、ジェラート製造を通して素材提供や販路の拡大といった相互連携を行っています